2025/09/21野菜を手軽に簡単に!丸ごと食べてみる
今回はシンプルな調理法で、素材の味を引き出すレシピを紹介します。
ピーマンやパプリカのグリル
材料(2人分)
・ピーマン・パプリカ … 4〜5個
・オリーブオイル … 大さじ1
・塩 … 少々
・粗挽き黒こしょう … 少々
・レモン汁(お好みでお酢などでも) … 小さじ1
作り方
- ①ピーマンもしくはパプリカを洗って水気を拭き取り、縦半分にカットしてヘタと種を取る(種ごとでもOK)。
- ②オリーブオイルを全体に絡め、塩・こしょうを軽く振る。
- ③グリル(魚焼きグリルやオーブントースターでもOK)で、皮に少し焦げ目がつくまで中火で5〜7分焼く。
- ④熱いうちに器に盛り、お好みでレモン汁を絞って完成!
ピーマン・パプリカの栄養について
β-カロテン(プロビタミンA):体内でビタミンAに変換されます。抗酸化作用があり、皮膚や粘膜を正常に保つことで免疫力を高め、感染症予防効果も期待できます。油と一緒に食べると吸収率がアップ。
食物繊維:腸内環境を整える役割があり、便秘解消の効果も期待できます。
カリウム:ナトリウムを体の外に排出するのを助ける作用があります。
ビタミンC:強い抗酸化作用を持ち、鉄分の吸収を高めたりメラニン色素の沈着を防いだりする働きがあります。ピーマン、特に赤ピーマンにはレモンよりも多くのビタミンCが含まれています。レモン100gあたりのビタミンCは50mgですが、生の青ピーマン100gには76mg、赤ピーマン(パプリカ)には170mgも含まれています。ピーマンに含まれるビタミンCはフラボノイドによって守られ、加熱しても失われにくいと言われています。
ピーマンの種の部分とわたの部分には
ポリフェノール類:クエルシトリンはフラボノイドの一種で、ピーマンの苦み成分になりますが、抗酸化作用があります。油に溶けやすい性質があり、油で調理すると苦みが和らぎます。
ビタミンC、カリウムも豊富です。
シンプルな調理法でも栄養たっぷりなピーマン、一味違った風味も試してみてはいかがでしょうか。
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