2023/06/24血糖を穏やかに。簡単にできる食事のポイント3選
『血糖値は気になるが、疲れていると食事の準備はめんどう。』
『仕事が忙しいから、すぐ食べられる単品料理になっている。』
このように食事療法の大切さはわかっているけど、実際に生活の中に取り入れるのは難しいと感じている方、多いのではないでしょうか。
そこで今回は、血糖の上昇を緩やかにしてくれるちょっとしたポイントを紹介します。
今すぐ簡単に実践できるものをまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
①食前にそのまま食べられる生野菜がおすすめ
ベジファーストが推奨されていますが、野菜の調理は手間がかかりますよね。
そんな時は、洗ってすぐに食べられる生野菜がおすすめです!
血糖の上昇を穏やかにするだけでなく、大事な栄養素の一つであるビタミンやミネラルも補給できます。
レタスやきゅうりミニトマトなど、そのままはもちろん、味噌や塩胡椒、マヨネーズなどを少しつけるだけで美味しく食べられます。
野菜を組み合わせてサラダにしても、彩りが増して楽しめそうです。
〈生で食べられる野菜の例〉
ミニトマト・きゅうり・レタス・キャベツ・ベビーリーフ・春菊・トマト・おかひじき・ピーマン・パプリカ・ズッキーニ・水茄子・パセリ・小松菜・
豆苗・ブロッコリー
②野菜はちょっと、の時はおかず(タンパク質)から食べ始める
野菜のおかずがない時は、タンパク質から食べ始めると良いでしょう。
タンパク質も野菜と同じように血糖の上昇を比較的穏やかにしてくれます。
お肉やお魚、卵などの動物性タンパク質だけでなく、豆腐や納豆、枝豆なども植物性のタンパク質です。
特におすすめなのがお豆腐や納豆です。調理せずそのまま食べられるので、簡単にちょい足しができます。
お豆腐は種類が豊富で汎用性が高く、尚且つコスパも良く良いこと尽くめですね。冷蔵庫にストックしておくとかなり便利です。
③時間をかけてゆっくりと食べる
特に早食いの方は最低でも20分以上かけて、ゆっくり食べましょう。
消化を助けて血糖の急上昇を防ぐことができます。
またゆっくりと食べることは、食べ過ぎ防止にもなります。
体重コントロールにも一役買ってくれそうです。
糖尿病の食事は、難しいことばかりではありません。
やりやすいことから、始めてみてはいかがでしょうか。
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